医療費に思う事

数年前に、私の右膝が痛くなり整形外科へ行ったのがキッカケです。近くの整形外科へ行きレントゲンを撮り診断してもらったが、湿布を一杯出され毎日電気治療?をあてに来てくださいとの事。同年輩(もしくはそれ以上)のお年寄りがたくさん通院しており一種の談笑室のようなイメージだ。これはまずいと思い、少し離れたところの整形外科に行き再度診断してもらう。レントゲンをまた取られるが、診断は筋肉が衰えているのでリハビリをするように言われ、リハビリのやり方を指導され1ヶ月後に来るように言われた。薬も一切なし。リハビリの運動を1ヶ月やった後に再度受診すると、リハビリの運動をつづけながら、できるだけ歩くように言われる。それを続けて1年過ぎると膝の痛みも取れ、正座する事も出来るようになった。

もちろん、その人の症状にもよるので痛み止め湿布や電気治療?を受けないといけない症状もあるかも知れないが、医者の診断によってこれだけ違うのか実感させられた。最初に受診した医者に通っていれば湿布や電気治療?をして多少痛みは軽くなるかも知れないが、根本的な解決は出来なかったし今も正座できない状態だろう。さらに、毎日の電気治療?や湿布をする事により医療費の支出はかなりのものになっただろう。また、その事で個人の支出はもとより国民保険から医療機関に支払われる支出を考えると大変な事だ。この様な医療機関が多いほど、国の医療費は増え続け社会保障費が毎年増え続けると事になる。

同様のことが、血圧を下げる薬でも起こっている場合がある。私の周りでも、血圧が140位でも医者に血圧を下げるクスリを飲まされている友人がいる。いたって元気で高齢者であれば問題ない数値だと思われる。

ある本では、年々薬品会社の陰謀?で、血圧の基準値が下がってきているとの事。その本によると、米国の医薬品メーカーが医学会や有名な教授に対して莫大な支援をしている事が、年々血圧の基準値(正常値)が下がっている一因だと。事実、血圧の基準値(正常値)が下がることで、該当の医薬品メーカーの売り上げは増大していて日本でも同様のことが起こっているようだ。以下はネットからの引用だが

そもそも年齢に関係なく基準値(正常値)130 mmHgとされているのは一般的な成人の数値であり、健康な高齢者は140~150 mmHg位あるのが一般的だそうだ。以前(1987年)の高血圧の基準値は180 mmHgだったのが、その後、徐々に基準値が引き下げられ130 mmHgになり、そのため健康な高齢者も降圧剤を飲んでいる可能性があるようだ。

コレステロールの値も同様のようで、以前の基準値は250 mg/dl、メバロチンというコレステロールを下げる薬が発売されると同時に、基準値が220mg/dlに変更されて、この基準値では半分以上の中高年が異常値になるとの事。要するに、薬を飲ませるために基準値を引き下げたと思われても仕方がないと考えられる。

以上だが、私もこの事を定期検診の時に病院の担当医師に話したことがあるが、色んな見解があるので何とも言えないとの事であった。

でも、医療費の増加による社会保障費が増え続ける状況で、一度この様なことが真実か否か政府機関で検証してもらいたいものだ。

 


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