日本国憲法の見直しについて

野党が憲法改正について反対したり平和憲法を守れと主張しているのを聞くと子供や孫たちの将来を思うと不安になってしまう。もちろん私達の世代が、平和で戦争もなく暮らせたことに感謝しているが、決して日本国憲法9条のお陰だとは思っていない。敗戦し連合国軍(主は米軍)に占領されマッカーサーが二度と米国に歯向かわないように軍隊を取り上げ憲法で交戦権まで削除してしまった。そして今まで平和だったのは米国の軍隊が自分たちの国の利益のために日本に駐留し旧ソ連や中国の脅威から守っていたからである。米国にとって都合の良いようにされているだけである。朝鮮戦争が勃発すれば、都合の良いように自衛隊を作らされそしてその後米国の軍需産業の販売先にされ、少しでも米国を超えるような技術を持てば叩かれる。その為現在主たる自衛隊の軍備は米国に依存しなければならない。世界中で米国のやっていることを見れば、米国の都合の良いように動けば支援され歯向かえば潰される。日本も今まで米国の意向に沿った政治をしているので同盟国として扱われているが、今後どうなるか?中国やインドなどアシアの時代になった時、今のままで良いとは思わない。野党はとにかく何でも反対、今まで平和だったのは日本国憲法のおかげのように主張し一部の主要メディアまでが同じような意見を言っているのは理解しがたい。長い歴史の中で、生き残っていけるのは歴史の変化に対して柔軟に変化していくものが生き残っていくのであり、現状を維持することでは決してない。ただ、米国が野党を操り憲法の改正に反対していないことを望むだけだ。