一億総白痴化!(ボケにならない為に)

一億総白痴化とは、約60年ほど前に、評論家の大宅壮一が「テレビというメディアは非常に低俗なもので、テレビばかり見ていると人間の想像力や思考力を低下させてしまう」という意味合いで言ったそうだが、半世紀以上テレビ漬けにされている私としては耳の痛い言葉である。

退職し毎日が日曜日、時間が自由になったとは聞こえが良いが特にすることも無く時間つぶしにテレビを終日ぼんやり見ていると、いつのまにか1日が過ぎてしまいボケが進むような気がして来て、これではいけないと思い始めた。

特に日中のワイドショーのような番組を見ていると、どのテレビ局も同じような話題を流して、まるで金太郎あめのようである。又その番組を見て、つい周りの友人や趣味の仲間と同じような話題をしてしまう。コメントも自分の意見では無くコメンテーターが言ったことのコピーであったりする。お互い共通の話題で話が盛り上がるが、なぜか虚しくなってくる。

テレビからの一方的に選択された話題の中で同じような考えや意見に同調してしまう事になぜか恐ろしいと感じてきた。とにかく私たち日本人は集団化しやすい傾向があるように思える。主婦や若い人たちも同じではないだろうかと思う。

過去にテレビが危険な宗教団体を興味本位で取り上げ、信者を増やすきっかけを作ったり、誤報を流し無実の人を貶めたり、テレビ局の偏った報道などやスポンサーの意向に沿った報道などがされることがあった。でも私も含め多くの視聴者はテレビから流れる内容を信じてしまう。

中国やロシアと比較すればましなのかもしれないが、それらの国は政府がコントロールしていることが明確なので、国民もそのことをベースに受け取っているが、日本の場合は報道の自由とのもとに流されていると思っているため、疑問を挟まず信じてしまうことが怖いと思う。

そのような事で、出来るだけテレビ見ないようにして自分で少しは考える習慣をつけようと、読書やインターネットの無料講座(gacco)を受講したり、海外のニュースを見たりして日本のニュースと比較したりしている。これで少しはボケの進行も遅くなるのではないかと思っている。でも、ボケてしまったら、お母さん(妻の事)!よろしくお願いします😄

 

参照:終活は明るく、楽しく、元気に!

https://bokehajime7.hatenablog.com